娘のtuki(小5)はHSCひといちばい敏感な子です。
特に聴覚に過敏さがあり、運動会のピストルの音が怖くて、毎年イヤーマフを付けて徒競走に参加をしています。
「怖さ」について、母親の私はどうしたらその押しつぶされそうな感覚を取り除いてあげられるのか、本人がそう望むことを、どうやったら叶えてあげられるのか、スクールカウンセラーさんい相談してみました。
「怖さ」を俯瞰してみる
先月、私が受けたカウンセリングは、「怖さは消すことはできず、怖さの度合いをまずは知ってみる」ことをやってみました。
1~10までの怖さメーターで、今日の度合いを毎日聞いてみたところ、100%「10」と答えたtuki。
「怖くなるからもうその話はやめておこう」と本人に言われました。
娘がカウンセリングを受ける
カウンセラーさんにぜひ娘さんの話を聞いてみたいと言ってもらい、tukiに伝えたところ、「わかった!」と了承を得たので予約をとってもらいました。
掃除の時間から昼放課をまたいでの20~30分ほど話をしたそうです。
そこで、他愛もない話から、「怖さ」を1番感じるものは何かについて話をし、自分で「地震が怖い」とそのワードを口にすることができたそうです。
家では「地」の字を聞こうものなら怒ったり不安がったりしますが、外では人に伝えなくてはと思い言えたそうです。
そこで、その怖さを軽減する方法に「EFT」のやり方について教えてもらってきました。
EFTは、Emotional Freedom Technique(エモーショナル・フリーダム・テクニック)の事で、
体のエネルギー(日本や中国でいう「気」)を整える事ことによって、感情的な苦痛や
ストレス又それに伴う身体的症状を解消するテクニックです。EFT 感情解放テクニック(タッピング) | 静岡の心理カウンセリング想月 | こども・大人のこころの相談 | 無料:心に寄り添う電話
①今の怖さレベルはどのくらいかを考える。
②怖いことを考えながらタッピング(軽くトントンと2回ほど叩く)をする
頭のてっぺん
↓
まゆげの内側
↓
こめかみ
↓
目の下
↓
鼻の下
↓
あご
↓
鎖骨の内側
↓
脇のした
③0~10のうちいくつになったか。
0になるまでやってみる。
気を整える良い面もありますが、「怖さ」を引き出さなければならないので、そこをあえて通過するデメリットもあるなと感じました。
tukiにとって、家では考えたくないできれば排除したいことで、そういった方法もあることを知っておくことが大事だなと思いました。
まとめ
娘がカウンセリングを受けて、初対面の大人の方に自分のことを私が思った以上に、しんどさを話せており、驚きました。
家では見せない姿を知ることができ、今後も定期的に親子それぞれカウンセリングを受けていくことになりました。
娘自身は、どのようにしたら生きやすくなるのか、そして母親の私はどのように受け止めていったらよいのか。
今後、「怖さ」への向き合い方を、「工夫して付き合っていく」という方向が見えてきました。
次回、木の絵を描いた心理テストから見えてきたtukiの心の中にあったものについて書きたいと思います。