はてなブログを始めて1年が経ちました。
正直ここまで続けてこられるとは思っておらず、興味があちこちにいく私にとって、この1年は実り多き日々でした。
ブログを継続できた理由は2つあります。
・あなたが読んでくださっているから
・「自閉症」のことを伝えたいから
タイピング練習からのスタート
私はパソコンの「パ」の字を入力するのにも時間がかかっていた、超初心者からのスタートでした。
昨年3月に子どもたちの学校が一斉休校になり、娘がパソコンのタイピング練習がしたいと言い、一緒にどちら早く打てるようになるか遊びながら学んでいました。
パソコンを毎日触っているうちに「ブログ」という新しい世界に出会い、毎日グーグルで独自ドメインや、はてなのプロについて、アドセンスとは?と検索の日々を過ごし、ブログを開設しました。
ブログを通して伝えたいこと
私がこの「ひか・まめ」で伝えたいことは、たった1つです。
「自閉症(発達障がい)について知っていただきたい!」
最近はテレビなどでよく取り上げられているテーマであり、その認知度は高まっているものの、「病気」と混在して「治す」ことについて書かれている記事を目にすることがあります。
そういった考えもあるかもしれませんが、私はただ単純に、この世界に定型発達と呼ばれる人が多いだけだと思っています。
もし自閉症の方が定型発達の方よりも多かった場合、私が支援(手助け)をしてもらいその生活の仕方を教えてもらう立場になるでしょう。
私にも「こだわり」という特性があり、人とのコミュニケーションがとりづらいなと感じることがあります。
誰しも少なからずもっている自分の中の譲れない部分が、多いか少ないかの違いかなと思っています。
ひか・まめは、知的障がいを2人とも持ち合わせているので、定型の子よりも手助けをお願いしたい子です。
特性の出方を見るだけではなく、人として生きていく上で、基礎知識も合わせて学んでいきたいタイプの子です。
自閉症児の頭の中
・友達を作りたいと思っていても脳の成長の仕方が異なるため、周りとは違う感覚や理解になる
・本人はまじめに取り組んでいても、周りにそれがうまく伝わらず、誤解を生んだりわかってもらえなかったりすることがある
言葉と思いの相違
小3の息子、まめは3歳くらいの言語能力で、自分が言いたいことは言えますが、言葉と自分がしてほしいことのマッチがうまくいかないことがあります。
たとえば、デイサービスを利用日に、大好きな職員さんが学校お迎えにきてくれたにも関わらず、「ちがうのー〇〇さんじゃないのー」と怒り出します。
これは、〇〇さんと△△さんが前回お迎えにきてくれたのに、なぜ今日は1人なんだ、僕は2人でお迎えにきてほしかったと言いたかったのです。
しかし〇〇さんは、「私ではなく△△さんがよかったんだ」と思われるでしょう。
「そうではなくこうなんだ」の伝え方を勉強中の子なんですよね。
1つの言葉にいろいろな意味合いをもつ
長男ひかは、単語のみで意思を伝えています。
普段の生活で「いやのー」とイヤだということを伝えますが、これにもいろいろな意味があります。
・今はイヤだけどあとでする
・友達との距離が近い
・もっとやりたかった
ここを読み取ることは、至難の業なんですよね。
一緒にいる時間が増えてくると、この場面での「いやの」はこういう意味かながわかってきます。
ここで本の題名に惹かれたこちらの本を紹介します。
著者:松本敏治 特別支援教育士による10年にわたって研究された成果です。
特性の出方は三者三様
ひか・まめは、知的障がいを伴う自閉症ですが、知的を伴わない自閉症の方がいらっしゃいます。
ご本人も自分が自閉症だと気がつかずに過ごされてきた方がいらっしゃるようです。
・周りとコミュニケーションがうまくとれない
・言葉の受け取り方が違うように感じる
薬を飲んだり、何か治療をしたりして治すものではなく、「特性」とうまく付き合いながら過ごしていき、「自分の得意」を伸ばしていきたいですね。
な、な、なんとリターンズが出ております。
方言を話すようになったという情報が!
前作から3年、どのような変化があったのでしょう…
まとめ
ブログ開設1年を迎えた今日、ここまで続けてこられたのは、読んでくださるあなたがいらっしゃるおかげです。
自閉症についてここでは3つのことを書きました。
・頭の中のイメージをうまく言葉で表現できず困っている
・言葉のボキャブラリーが乏しく、うまく伝わらないもどかしさがある
・自閉症には知的を伴う、伴わないタイプの方がいる
これからもこのブログで、私なりに自閉症について発信していき、みんなが過ごしやすい世の中になることを願っています。
私のブログ、伝えたい(書きたいこと)がいっぱいで、色々な内容になっちゃってますが…
今後ともよろしくお願いいたします。