ひか・まめの子育てをしていて、私は学ぶことがたくさんあります。
今日も発見をしました。
・「ボールを受け取る」は教えるとできる
・リコーダーは声で吹く
特性をもつ子どもに、「こういうときはこうするだろう」という固定概念で見るのではなく、広い視野でいろいろな方法があるという視点でみていけたらいいなと思います。
ボールの受け取りかたを知っていこう
室内で、柔らかい直径20センチくらいのボールで、娘と私が軽く投げ合いっこしていました。
娘がまめ(小3・自閉症)に「まめくん、パス!」とふんわりボールを投げると、立ったままお腹にボールが当たり反応がありませんでした。
「ボールがきたら受け取る」という概念は学んで覚えるものだということを知り、まめの後ろに立って、娘にゆっくり投げてもらい、受け取れる手の格好を一緒にやりました。
すると何度か一緒にやるうちに覚え、1人で受け取ることができました。
まめは体幹がとてもしっかりしており、うんていも1人でできますが、体の使い方に不器用さがあります。
ボールを片手で投げるときに同じ側の足も同時に出ることがあり、遠くにとばすことは難しいです。
しかし、何度か一緒に正しい使い方を学んでいくとできることもあるので、気長に焦らずできるようになっていけたらなと思います。
リコーダーに触れてみて
3年生になり、音楽の時間でリコーダーを使います。
持っていく前日にどんな風に使うのか知ってほしくて、リコーダーをひか(小3・自閉症)に渡してみました。
すると口をつけず、吹き口の近くで「ホーッ」と声にだして言葉で言っていました。
確かにみんな吹き口あたりに口をつけると音が出ていますもんね。
今はコロナ感染予防のため、音を出さず、指使いのみ授業でするそうです。
なのでひかの音を出さない練習は合っていたのかもしれませんね。
まとめ
体の使い方や、人がやっている姿の見え方など、みんなそれぞれ違ってよいので、私はいつも2人から、見え方や感じ方、表現の仕方を学んでいます。
どうすればボールを受け取れるようになるのか、どうすればリコーダーの吹き口に口をつけ、息を出して吹くことができるのか、こちらが勉強してやり方を一緒にマスターしていけたらなと思います。
そのために、こちらの1冊はかなり参考になります。
着替えやうがいなど、どうすればわかりやすく伝えられるのかが詳しく書かれています。