「お母さん、友達ができた!心が喜んでる!」
習い事のスイミングで、更衣室から出てきた娘の顔は、笑顔で溢れていました。
2か月に一度のスイミングのテストで、合格タイムに到達できませんでしたが、それよりも、勇気を振り絞って声をかけられたことに、喜びをかみしめていました。
話さなくてもその存在が安心できる友達
習い事のスイミングで、事情あって2か月前に自分で転籍を決めたtuki。
慣れない環境と、はじめましてのお友達の中で、自分で決めたとはいえ不安でいっぱいの様子でした。
観覧席の私の顔を何度も見ながら、落ち着かせようと必死な状態が続いており、先日、「心の中の友達ができた!」と話していました。
勇気を出せた!
ずっと話しかけたい気持ちはあったけれど、なかなか勇気がでず、いてくれるだけで安心だと言っていました。
その日はテスト日で、クラスの仲間が受けているときは、自分の順番までの待ち時間があります。
プールサイドに泳者順に座って待つ時間、たまたま隣りに座ることができたそうです。
話したいけれど、でも…の状態だ続いたそうですが、ついに「今だ!」と思い、
「友達になってくれる?」
と聞いたそうです。
すると、その子は「いいよ!」と言ってくれ、それからその友達もクラスに話せる子がいなかったことや、学校はどこか、今日のテストについてなど、話ができたそうです。
母の願い
勇気を出せたこと、すごくすごく褒めて、心から友達ができたことを祝福しました。
自分がこうなりたいと思ったことが、行動することによって、叶うことがある経験ができたことに、自信がついたかなと思います。
高学年になってきて、いろいろなことがわかり、大人との関係性、周りと自分との距離感など、かなり敏感に察知するように以前にも増してなってきました。
不安や恐怖を取り除く作業をすることも大事ですが、こういった成功体験の積み重ねで、気持ちが前に向けるようになっていけたらなと思います。
まとめ
一歩を踏み出す勇気を出すことができ、それによって得たものはとても大きく、自信につながったのかなと思います。
周りがサポートできるところは本人にどうしてほしいかを聞きながら支えていき、本人のがんばりどころは、その時が来るまでじっと待つことが大事だと感じました。
大好きなスイミングを、大切な友達と、これからも続けていけたらと思います。
あ~ホッとした!